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2011年8月3日水曜日

相対主義を徹底したい

 
ひとつの視点にとらわれない、というのは一番重要なことだと思う。
原発の問題、喫煙の問題、ワクチンの問題、もっとざっくりと言えば、すべての問題について。

「あなたの考えは?」と問われたときに、私の考えを述べることは重要だが、その時に、こうも考えられ、ああも考えられる、という「私の考え」の述べ方こそ重要ではないか。

悪しき相対主義、そういうことがいわれるが、とにかく相対主義を突き詰めたい。
相対主義だけは絶対であると。

構造構成主義というのを勉強して、「これはいい」と思うのだが、なぜいいのかというとなかなか難しい。よく理解できていなということが最も大きな原因かもしれないが。

よさの説明が難しい理由に、構造構成主義が「メタ理論」をうたっていることにあるのではないかと思う。メタの視点というのは、相対主義のドグマの一つだと思う。俯瞰的な視点をもつことが重要だ、というのだが、俯瞰的な視点もまた、関心相関的に取り扱う以外にはない、と構造構成主義に取り込んでいくと、結局、「メタ理論」というのは存在しないことになってしまう。

原理と原理でないものの違いがよくわからない。

そこで、自分の一番ゆるぎない基盤、それが原理だといいのだが、それがどこにあるのだろうかと考えてみるに、「いい加減」とか、「どうでもいい」、「なんとかなるさ」とか私の好きな言葉が、その基盤であるような気がする。、少なくともこれらの言葉は「私の考え」といってよい言葉だと思う。

いい加減に、どうでもいいつつ、なんとかなると、「相対主義の徹底」に挑戦したい。

とかなんとか言いつつ、今日もレコーダーを取り換えに来た電気業者に切れている私ではある。

厳しいものがある。

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