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2010年10月27日水曜日

NHKの取材を受ける

 
コレステロールと死亡の関係についてNHKの取材を受ける。なかなか厳しいものがある。

NHKにも強い自主規制があると、ディレクターはいう。マイナーな情報については、メジャーな情報よりもはるかに厳密でわかりやすい根拠がない限り、取り上げられないという。だからマイナーな情報については取材の段階で厳しく検討することになるのですと。

番組にするというところでは、まあそりゃそうだろう。でも、取材のレベルでまでそんな内輪の自主規制に基づいてやられても、こっちは困ってしまう。私をそんな自主規制に巻き込まないでほしい。


どういう番組にするかということと、取材は独立して行われるべきものだ、と思うのだが、そうでもないのか。そうでなければ取材の意味なんかない。初めからこういう番組は難しい、という状況であっても、せめて取材くらいそこから自由にやってくれたらいいのに。
 
せめてメジャーな情報もマイナーな情報も同じ基準で評価してくれないと、中立なNHKが泣くというものだ。そうでなければ大本営発表ではないか。

メジャーな情報というのは、日本は負けていないという情報で、それは緩い吟味でバンバン流される。マイナーな情報、つまり日本が負けているという情報は、徹底的に検閲される。

高コレステロールが危険だという情報はさして吟味もされないが、低コレステロールが危険だというマイナーな情報だけが厳しく吟味される。
これを自主規制というのは間違っている。これは大本営発表ではないかと。

それでも、ぜひ話を続きをしたいと思う。
自主規制はNHKの自主規制であって、ディレクターにとっては他主規制だと思うからだ。
ディレクター自身が、NHKに規制されてどうする。ディレクターは規制に対して、それを取り除く立場にいるんじゃないのか。

ぜひ規制を取っ払って、もう一度話をしようじゃないか。NHKのディレクターさん。
 

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