中田力著、穆如清風を読んだ。
帯がいきなりすごい。
「医師は犬にならなければいけない」
その通りだと思う。
電車の中で一気に読んだ。というか止まらない。
この本を読んで、生きることのイメージがひらめいた。
生きるとは、最も単純化すれば、「一枚の紙が、ひらひらと舞いながら、地面に落ちる」というようなものではないか。
一枚の紙がひらひらと舞う様子は、線形モデルでは予測不可能で、一種の複雑系だ。しかし、いつか地面に着地するというのに例外はない。
生きることは、一枚の紙で、紙飛行機を折って飛ばしたら、どこまでも飛び続けたというものではない。
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