名誉院長日記
科学、哲学、医療、その他何でもについて考えたこと
ここで働いています
2010年11月23日火曜日
エビデンスの手触り
エビデンスの表面は何かつるつるぴかぴかなものだと思っている人が多い。
「有効な治療」は、劇的な効果を生む、つるつるぴかぴかの薬によってもたらされる。
そんなわけない。
エビデンスの表面は、ごつごつで、とげとげで、でこぼこなのだ。この手触りがわからない限り、エビデンスは誤解され続ける。
週末は、「患者と医者で話は通じているか」なんて題で話してくる。
キーワードは「エビデンスの手触り」だ。
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