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2009年12月17日木曜日

やらないことを後悔する

今日は研修先の診療所を訪問して楽しかったなあ。会う度に格段に成長していく研修医たち。


研修医は若く、私は若くない。当然のことではあるけれども。しかし、私だってまだ若いのかもしれないが、やはり20代30代の頃とは違う。かつては私だって、やったことについて後悔することは少なく、やらなかったことについて後悔する。そうだった。たぶん。それが今じゃどうだ。やったことを後悔し、やらなかったことを後悔することは少ない。なんという違いだ。楽しいような、悲しいような、である。失敗を取り戻すことが難しい。間違いをおかすくらいなら穏便に済ますようになる。

まだまだ若いといわれる。しかしもうそうでもないのだ。今少し元気がないだけのことかもしれないが、元気があればあったで、かえって自分の思いとのギャップに若さの喪失を実感するかもしれない。

自分に対する関心が薄れていくこと。それは若さではなく老いだ。しかし、そこが十分ではない。中途半端に年老いている。

なんについて書いているのか、自分でもよくわからなくなる。

何かを取り戻す必要がある。若さではない。もうその点では手遅れである。じゃあなにを取り戻すのか。

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