2011年3月21日月曜日
親愛なるものへ
研修医が送別会をやってくれた。
ありがとう。
感謝します。
どう言っていいのかよくわからない。
これもまた言いようのないことだ。
うれしかった。
いろいろたくさんの言葉をいただいた。
新しい何かへ向けて、一歩を踏み出す、力をいただいた。
一人ひとりの研修医が語る私自身のこと、そのすべてを受け入れて、すべてが自分だと、そう思えた。
自分が考える自分は自分ではない。自分が考える自分、そんなものにこだわる限り、自分は委縮し続けるだろう。
よいことも悪いこともすべてひっくるめて、他者から見た私自身こそ私だということができれば、多くの困難が乗り越えられるだろう。今となってそれが明確になる。
最後のあいさつで、25年ぶりくらいに学生時代、国鉄職員の友人と作った歌を歌った。
1番以降の歌詞が思い出せなかったけれど、たぶんこんな歌詞だった。
ほとんどの歌詞は寺山修司のパクリだ。
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花にも嵐
軒に干されたランニングシャツ
どこまで転がる麦わら帽子
花にも嵐、花にも嵐
さよならだけが人生だ
角のひなびた貸本屋
今はもうない
月刊ぼくらに少年画報
花にも嵐、花にも嵐
さよならだけが人生だ
七夕祭りの人ごみに
もまれ、もまれて
父母忘れる泣き虫迷子
花にも嵐、花にも嵐
さよならだけが人生だ
消印付きの古切手
切手ばかりが残されて
手紙の中味は煙と消える
花にも嵐、花にも嵐
さよならだけが人生だ
消されたものだけがここにある
消しゴム集めて
何を消そうか思案顔
花にも嵐、花にも嵐
さよならだけが人生だ
なまりなくした友といて
モカコーヒーはあまりに苦い
故郷忘れる、忘らりょか
花にも嵐、花にも嵐
さよならだけが人生だ
さよならだけが人生ならば
野に咲く花は何だろう
花にも嵐、花にも嵐
さよならだけが人生だ
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2 件のコメント:
歌がかっこよかったです。
いただいた巻物は家宝にします
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