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2011年7月2日土曜日

大晦日のどんちゃん騒ぎ

 
久しぶりにソファに横になって、半日ばかり本を読む。

養老孟司、池田清彦の「ほんとうの復興」

今の世の中は、大晦日のどんちゃん騒ぎ。何億年もかかって蓄積してきたエネルギーを、大晦日の一日で使い果たしてしまうというような。そんなふうに書いてあった。ちょっと違うかもしれないけど。

これでは年が明ける前に全部使い果たしてしまうので、原子力なるものを使い始めた。

そう考えると、やめるべきはどんちゃん騒ぎであって、原子力が使われるようになったのはその結果に過ぎない。
原発廃止はどんちゃん騒ぎの中止とペアで考えなくてはいけない。

それで、どうしたらどんちゃん騒ぎがやめられるのか。

すばるの、中沢新一の「日本の大転換」を読んで、つながるようなつながらないような。

多神教、中庸、贈与性、キアズム。

確かに一神教と原発は似ていると思う。永遠の命、永遠のエネルギー、限りない欲望。

それで今から診療なんだけど、医療機関にかかるというのも、大晦日のどんちゃん騒ぎの一つだろうか。たぶんそうだ。

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