ここで働いています

2011年8月25日木曜日

おやくそく

 
おやくそく通りの行動をとったときに、どういうことになるか。
テストだと、合格になる。
実際の現場ではいろいろだ。

たとえば、主人公が白血病になるというような小説を読んだときに、どう思うか。
またかと。
当然いろいろな小説があるわけで、むしろおやくそくでない小説を求めたりする。

開業したばかりの今は、ほとんどの患者さんが初めてで、お約束を守ってやるのが安全だ。
それでも2回目、3回目の患者も多くなってくると、もうお約束は通用しない。
1回目を忘れて、また自己紹介しようものなら、何だ前のことを忘れているではないかと、そこでもう減点100ということだってある。

お約束通りを続けてうまくいくのなら、それはそれで一つの解決だ。
しかし、実際にはうまくいかないし、なによりもそれではなんの面白味もない。

出てくる医者、出てくる医者がみんなおやくそく通りに同じことをやったら、患者さんは息が詰まってしまうだろう。

今の自分は、主人公が白血病で死ぬというような小説を書き続けているような状態かもしれない。

自己紹介は1回でいい。あとはもう変幻自在にやりたい。

で、その変幻自在って何だ、ということになるが、これがよくわからん。

明日からはちょっと作戦を変更してやりたい。
できるかな。

0 件のコメント: