家庭医の説明として使われるこのフレーズが最近ちょっと気になる。
こういう方向が、医療を困難にしている。
岩田健太郎著『「患者様」が医療を壊す』を読んで、そう思う。
「あなたの専門医」というときに、あなたについて一番知っているのはあなた自身だということに、医者も反対しにくい。ここに今の医療の大きな問題がある。
インフルエンザを心配する私の気持ちは、私自身が一番わかっていて、それを私の専門であるあなたにもわかって欲しい、こういうことに振り回されないようにしないと、医療崩壊は止まらない。
時間のない中で質の高い診療をするというのは、ある意味質の高い医療を提供するための必要条件かもしれない。時間が十分ある中で質の高い診療など提供できないのではないか。
少しわかりにくいがそう思う。
みんな、『「患者様」が医療を壊す』を読め!
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