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2011年2月25日金曜日

病院か、温泉か

 
みんな医療機関の使い方を間違えている。

人生が賭けであるように医療は賭けである。必ずいい結果が得られるような場所ではない。
そんなの医者のいいわけだ、という声があるが、まあそうかもしれませんが、とだけ答えておくことにする。

医療機関にかかるかかからないか迷うとき、以下の4つの場合を考えてみる。

1.医療機関にかかって幸せな人生を送る
2.医療機関にかからず不幸せな人生を送る
3.医療機関にかかって不幸せな人生を送る
4.医療機関にかからず幸せな人生を送る

賭けとして考えた場合、3が最悪である。一番は4だろう。最悪を避けるためには医療機関にかからないのがいい。最善を目指すには医療機関にかからないのがいい。どちらにしても、賭けるなら医療機関にかからないほうだ。そういう考えも出来る。

唐突だが温泉へ行くということについて同様に考えてみる。

1.温泉に行って幸せな時間をすごす
2.温泉に行かず不幸な時間をすごす
3.温泉に行って不幸せな時間をすごす
4.温泉に行かず幸せな時間をすごす

最善は1か。そこが少し違うような気がする。温泉は行くこと自体が幸せだが、医療機関へ行くのは行くこと自体が不幸である。そこに医療に賭ける問題点がある。

だから、私の場合、温泉か、病院かで迷ったら(そんなふうに迷わないと思うけど)、答えは明らかで、温泉に行くのである。
 

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